昨日の夕方、嗅覚トレーニングについてレクチャーを受けました。
嗅覚トレーニングのことが話題になったのは、Ⅽovid19にかかった方の中には嗅覚に不調を感じる方も多かったといわれています。
そのリカバリーのために、嗅覚トレーニングの方法が取り上げられていたこともありましたね。
感染症など以外にも嗅覚の能力が下がることもあります。
男性では60歳代から、女性では70歳代から徐々に嗅覚が鈍くなるそうです。
80歳を超えると7~8割以上で嗅覚障害が明らかになるといわれています。
加齢とともに嗅細胞が減少し、日常生活の中では食欲がなくなったり、気分の落ち込みが起きたりすることもあるいいます。。
昨日は、この嗅覚トレーニングについて学んだことがある@irodoriaroma主催の山野笑子さんが時間を作ってくれました。
基本的なレクチャーを受けましたが、アロマセラピーがお役に立てることはあると確信しました。
私が提供する表情筋機能再生フェイシャルトリートメントもお顔の近くで希釈した精油が脳へと届く可能性があります。
さらに、アロマセラピーから遠い存在の方たちにも、嗅覚トレーニング的なアロマの使い方も提供できそうです。
この日、一緒にレクチャーを受けていたのが@la.neige.aroma.care主催のyukikosasakiさんも一緒でした。
yukikosasakiさんは看護師さんであり、高齢者施設での勤務経験もあり、その体験談も聴かせてもらいました。
嗅覚トレーニングは、2008年ドイツドレスデン大学での4つの香料を使った研究がされていたといいます。
医療機関ではないため、エビデンスをとるなどのことはできませんが、街中に提供する意味はあるかと思い、今回山野さんにご相談をして時間をとってもらいました。
嗅覚の先にある嗅細胞は、再生可能だそうです。
日々の中で、身近にある香りに意識を向けたり、ほっとする精油の香りを日々試したり嗅細胞がすることで再生したり、海馬への影響もあると思います。
日常の中に感じる香り、その存在に意識を向けることで豊かな暮らしが実現できるといいなあと思います。
アロマセラピーでできる生活の質を上げるということ、QOLの質を上げる、ようやく長い時間をかけて感じてきたことが形にできそうです。
詳細は、これから詰めていきたいと思います。
思いやアイデアに関して力を貸してくれるアロマ仲間に心から感謝します。