レモングラスときいて何を思い浮かべますか。
食べる方をうかべるかもしれませんね。
ハーブでいえば、根元で膨らんだ茎が上にいくにつれて葉になります。
根元はねぎのようで香りも強いです。
葉の部分はお茶にしていただきます。
葉の最先端はとがっていますし、葉全体もとがっているのです。
ベチバーの葉が繊細なイメージですが、レモングラスの葉は細いけれど、もっと力強さがあります。
じイネ科であっても、精油のベチバーの作用とレモングラスの作用では違います。
レモングラスは、元気にしてくれるし、消化を助けてくれるし、スポーツや登山後に疲労した筋肉のケアに使えます。
私の中では、虫よけスプレーのイメージしかなかったのですが、謝りたい気持ちです。
葉の鋭さをみると、自分を守る時に使えるなあと思います。
化学成分としては、アルデヒド系※の成分含有が8割近いので、香りも強いですので希釈濃度は1%以下にしてブレンドに使うことがよさそうです。
※アルデヒド系の主な成分は、シトラール、シトロネラール、ゲラニアール、ネラールで、作用の特徴が血圧降下作用、抗炎症作用、鎮静作用などがあります。
緩めて鎮めてくれるなら、自分が運動したあとに使ってみたいと思います。
イネ科の植物から採れる精油は、元気になる力をくれます。
レモングラスはその人自身の心も体も元気づけてくれると、鋭い葉をみてそう感じます。
注意点 皮膚刺激があるので希釈は濃度1%以下、妊婦さんの使用は避ける